中国四川省九寨溝県(きゅうさいこうけん)でM7の地震が発生。12時間立たないうちに中国ウイグル自治区でもM6の地震が発生しています。日本人も多く訪れる観光地なだけに注意が必要です。中国での報道を日本語に翻訳してお伝えします。
2017年8月8日四川九寨溝県でM7の地震が発生
中国西南部の四川省で2017年8月8日午後9時19分にマグニチュード7.0の地震が発生しました。震源の深さは20キロ。景勝地として多くの観光客が訪れる場所での大地震発生で大きな被害が発生している模様です。
8月9日午後3時の時点で観光客400名が現地に残されています。大規模な渋滞が周辺で発生しており避難の障害になっている模様。中国国際救援隊は9日午後4時53分に北京南苑空港を出発し現地の救済にあたっています。(news.cctv.com)
8月9日にウイグル自治区でもM6.6の地震が発生
四川地震から12時間経たない2017年8月9日7時27分にウイグル自治区でマグニチュード6.6、震度11キロの地震が発生しています。
中国地震台網センターの分析によると四川九寨溝とウイグル自治区発生地の地震帯は異なるものの、どちらも青蔵高原周辺となり動力源は同じとのこと。8月9日午後5時の時点でマグニチュード3以上の余震が14回続いており、今後も警戒が必要です。(news.hexun.com)
中国へ訪れる際も地震への警戒と対策を怠ることのないようにしたいと思います。