中国在住8年。中国のビールを愛し、中国のビールに愛された男が送る渾身のレビュー。特集で一つずつ中国のおすすめビールを紹介していきます。まずは日本でも有名なチンタオビール。青島ビールは中国全土で買える有名どころですが味、値段、選び方をご紹介します!
中国のビールの評判
初めて中国のビールを飲んだ人が絶対思う感想。味うすっ!
飲んだことのある人ならわかっていただけると思いますが中国のビールは全体的に味が薄いです。そしてアルコール度数も低くて平均3パーセント。日本のビールは5,6パーセントなので大体半分くらい。なので味は薄いです。一般的に中国のビールを飲んだ人の評価は低め。でもわたしのように8年間中国生活が続いて中国ビールを飲み続けていると逆に、日本のビール味濃っ!になってきます。
8年間中国のビールを色々と飲んできましたが、日本人の味覚でどのビールがおいしいかったか、中国のビールの選び方、味のレビューをご紹介していこうと思います。今回紹介するのがこちら!
中国ビール界のキング:青島ビール(青岛啤酒)
日本でも中国ビールといえば青島ビールというくらいメジャーなビール。特徴をまとめてみました。
- 麦の味が濃いめ
- 値段もちょい高め(500mlで5元)
- 爽やかな口当たりで苦みがなし
ビールの裏側にはこんな記載があります。チェックポイントがこちら。
中国のビールの選び方、チェックポイント
青島ビールを紹介する前に中国のビールの選び方のチェックポイントを紹介します。ポイントは2つ。裏側のこの欄をまずみましょう。
- 酒精度:アルコール度数
- 原麦汁濃度:麦度数
まず1番のアルコール度数ですが、中国のビールは平均すると3パーセントくらいですが、紹介する青島ビールは4パーセント。高めになっています。値段が高いビールはアルコール度数が高くなっています。ビール好きな人はこの数値が高めのものを、普段あまりお酒を飲まない人は低めのものを選ぶといいかも。
そして2番目の麦度数はこういう表記になっています。
大体ビール缶の目立つところに10Pという感じで書かれているんですが、8Pから11Pくらいが多いですね。今回紹介するのは10Pなので平均的。これは麦の濃度の数値なんですが、フルーツジュースでいう果汁何パーセントといったところでしょうか。数値が高くなるとその分麦(ホップ)の味が濃くなります。日本のビールと比べて味が薄いのはこの度数が低いから。
8Pになると、水っぽ過ぎて飲んでられません。日本のビールに水を足して飲んでる感じです。こちらの数値も値段が高くなればなるほど高くなっています。わたしはビール大好きなので数値が高い方が麦の味がして好きです。日本のビールだったらモルツが一番麦度数高いんじゃないかな。低いのはDRYかな?今回紹介する青島ビールの数値は?
青島ビール アルコール:4パーセント 原麦汁濃度:10パーセント 価格(500ml):5元
値段が中国のビールの中では少し高めなだけあって数値も高めです。中国ビールの中でいうと日本のビールに近い味。といってもやっぱり味は薄いです。発泡酒飲んでる感じですね。飲み口はすっきりしていて苦みもほぼなし。普段ビールを飲まない人も飲みやすい味になっています。中国全土のスーパーでどこでも売っている有名ブランドです。こんなマークもついています。
なにやらサッカーアジアチャンピオンリーグ協賛メーカーなようです。さすが有名どころですね。
おすすめ度は?
青島ビールオススメ度数:★★★★☆
日本のビールと比べると薄いけど、中国ビール界ではレベルが高め。知名度でいってもおすすめのビールです。中国線の飛行機でも大体青島ビールがのってるので中国旅行へ行かれるなら必ず飲むチャンスがあると思うのでぜひ飲んでみてください!