中国のタクシーの乗り方をご説明。滴滴アプリを使ってみたらすごく便利だった!中国人はタクシーに乗るとき必ず使っている模様。使い方も簡単なので出張や旅行でもかなりおすすめです。すでに数十回使っている筆者がオススメの使い方も紹介。
もくじ
中国でタクシーを探すのは結構大変…
中国でタクシーを探すのはすごく大変。というのも日本だと乗車拒否すると罰則があったりときちんとしていますが、中国は基本滴にそういう概念がないらしく乗車拒否は日常茶飯事。大きな荷物を抱えていようものなら全然止まってくれません。
タチの悪い人だと実際に乗り込んで目的地を言って自分が行きたい方向じゃないと「道わからないから降りて」とうそぶかれることも。空港で待っているタクシーにたまに言われることがあります。そうなるとまた探さないといけないのでかなりのストレスです。
こういう面倒なことを一気に解決してくれるタクシーアプリがあるのでご紹介します!
中国タクシーアプリ滴滴の使い方
2016年から一気に広がったのがタクシー配車アプリ滴滴です。使い方もすごくシンプルなので今タクシーを呼ぶときは必ずこのアプリを使っています。メリットがこちら。
- アプリで呼べば道端で待つ必要なし
- 行き先を選択して配車するのでアプリで予約できれば乗車拒否されることがない
- 価格が出て来るのでぼったくられることがない
- うまく使えば価格をおさえることができる
中国滴滴アプリの乗り方の手順をご紹介
まずはアプリのダウンロード
アプリのダウンロードはこちらから。
滴滴アプリダウンロードページ公式サイトへジャンプこちらからダウンロードできます。中国へ行く前に携帯に入れておくと良いですね。
自分の場所と行き先入力
アプリを開いて登録を済ませます。中国の銀行があればそれと紐づけて清算もアプリ内で可能。ない場合は配車のみの機能が使用できます。開くとこの画面になります。
使い方はいたってシンプル。画面の車のイラストが近くにいるタクシーの状況。
画面下側に出発地点と、目的地を入力します。出発地点はアプリを開いた時点で自分の居場所をGPSで読み取って表示されます。画面左側の□に丸棒のマークを押しても自分の居場所を出発地点に設定可能。目的地を設定し終わるとこの画面になります。
そのあと【呼叫出租车】(タクシーを呼ぶ)という一番下のボタンを押せばタクシーを呼んだ状態になります。
大抵はこれでタクシーを呼び出せますが、時間帯や天気によってはなかなか来ないことも。その場合は【調度費】というところで、何元プラスするから優先してきて欲しい。という設定も可能。
これまで数十回使ってきましたが、この機能を使ったのは一度だけ。大抵はすぐに呼び出せますし、5分くらい待てば必ず1代はつかまりますね。
滴滴アプリの他の機能が便利
呼び出せるタクシーの種類がいろいろ
滴滴アプリでは色々なタイプのタクシーを呼び出すことができます。画面の上にメニューバーのような形で選択できる部分があります。それぞれの意味がこちら。
出租车:いわゆる普通のタクシー。
顺风车:乗り合いタクシーで価格が安いのが特徴。タクシーに加えて普通の運転手も登録ができる。行き先が同じ人が乗り合わせて費用を負担する。もちろん一人でも申し込み可能ですが、乗り合わせるより値段が2,30パーセント高くなります。
快车:タクシーを生業にしていない普通の運転手が登録している車両を呼び出せる。価格は普通の タクシーに比べて20パーセントくらい安いですが正規のタクシーではないので信頼度が低いのであまりお勧めできません。
专车:VIP車を呼び出せます。価格は普通のタクシーより高いですが、車の種類やサービスが良いのが特徴。
代驾:日本でいう代行。お酒を飲んだ後など自分で運転できない場合に代行を呼び出せます。
普段使うのにおすすめは【出租车】。急ぎの時も大抵すぐに見つけられるし、【快车】よりも若干安心感があります。
他にも数人での移動で時間に余裕がある場合は【顺风车】もかなりおすすめ。値段がかなり安くなるし見つかれば普通のタクシーと全く同じ要領で使用できます。これまで10回ほど顺风车を使ったことがありますが2時間前くらいに予約すればかなりの確率で呼び出し成功できます。
滴滴アプリで呼び出すとどういう車が来る?
これは気になるところですが、どんな車が来るかはその時までわかりません。正規のタクシーが来る場合もあるし、いわゆる個人タクシーのような形で自分の車を使っている人も結構たくさんいます。とくに 顺风车の場合だと登録している人は通勤のついでだったり、家へ帰るついでにだったりするので個人の車の割合が高いです。
ただこれまで数十回使ってきましたが心配になるようなぼろぼろの車だったことは一度もないですね。日本車の割合も結構高いです。中国には日本のような軽自動車がないので大抵は割と大きめの車に。車内も清潔で安心して使えます。
滴滴アプリを使うのに中国語は必須?
滴滴アプリで呼び出すとタクシーの運転手から電話がかかってきて、「今どこにいるんだ?」ということを聞かれたりします。なので今自分はここにいるよー、と伝えられるくらいの中国語は必要。アプリ上で自分の位置がGPSで出てきてはいますが細かいところは説明する必要があるので中国語が話せない状態で使うのは難しそうです。英語でのコミュニケーションはほぼ不可能だと思います。
中国語が喋れるという前提にはなってしまいますが実際に使いだすとすごく便利なアプリです。中国へ長期滞在するなら必ず入れておいた方がいいオススメのアプリです。又使ってみてくださいね!