中国のネットニュースでにぎわしていた話題。春節でいくらくらい使う?貯金の半分くらい!という人続出。いったい何に使っているの?今どきの中国人のお金の使い方。
春節でいくら使う?→貯金の半分!
2017年2月2日のニュースでにぎわしていたのがこの話題。簡単に翻訳してみました。
1月20日にAさんと奥さんがノートに紅包(日本でいうお年玉)がいくら必要なのかを計算。両方の両親に600元、姪っ子二人に500元、両方の家族の祖父、祖母、叔父、叔母にそれぞれ200元。全部計算すると紅包だけで1万元近くに。
29歳で結婚して2年。毎月の家計はこうだ。家のローンが毎月3000元、家賃が1300元、携帯2台分で月400元、それに光熱費を加えるとひと月で5000元の支出。結果一か月で貯金できるのは2000元くらい。
1年で夫婦二人で貯金できるのは30000元。不景気で会社からボーナスは出ない。春節で紅包と食事代で使ったのは15000元、つまり年間の貯金の半分だ。
これはなんだかつらくなるニュース。中国の若い日とも色々と大変なんだね。そしてニュースの続きもあってさらに大変な様子。
実家に帰ったはいいけど準備している以外の親戚、子供がくると渡せなくて気まずい雰囲気になるのがいや。春節の数実は基本的には部屋にこもって親戚にあわないように対策。それでも街を歩けば親戚に出会ってしまう。仕方なく100元をとりだす。結果的に下した2万元を使い果たしてしまった。
だれでもこういう経験をしているはず。出稼ぎに出かければ難しくても年に一度は家族に出会いたいもの。プレゼントは気持ちが一番大切、無理をする必要はないのだ。
参照:http://news.e23.cn/shehui/2017-02-03/2017020300275.html
そうはいってもメンツを大事にする中国人にとっては出さないわけにもね。日本のお年玉よりも上げる範囲の広そうな紅包文化。何よりもコネや関係を大事にする中国らしい悩みですね。