中国の一部でたまに見かける道端で新聞を売る子ども達。見た感じそんなにお金に困っている風もないので何でかな?と思ってたら中国独特の教育方法でした。たくましいね。
道端で新聞を売る子ども達の不思議
少し前で規制が厳しくない頃ですが、北京の地下鉄に乗っていると新聞を売り歩くおじさんがたくさんいました。おそらく路上で生活するような生活に困った人がしているような仕事でした。今は規制が厳しくて少なくなってきましたね。
中国深センに来てからたまにみかけるんですが、道端で子ども達が新聞を売っています。私もよく話しかけられるんですけど、「おじさん新聞を買ってくださーい。一部2元です!」みたいに言われて新聞を販売しています。年齢は大体10歳以下の小学校低学年の子供が多いです。
よく見るとちょっと離れたところから母親らしき人が観察しています。そんなにお金に困っている様子もないので何なのかなと思って聞いて見ると意外な事実が。
中国の教育方法の1つだった
よく見ると子どもはみんな赤い制服的なものを着ています。なにやらこの親子はお金に困っているからではなくて、子どもの自立を助けるための教育方法のようです。
でも子どもの年齢が小学校低学年なのですごく小さいので、こんな小さい年から自立を教えられるのかと思ってびっくり。可愛らしい子どもがドキドキしながら話しかけてくるので新聞を買う人もすごく多いようですね。
教育のためにしてるんなら買ってあげようかなと思えるので私もたまに買ってます。日本でも似た教育方法はあるのかもしれないですね。ちょっとスパルタ的なところがあるけど一人っ子政策の弊害でわがままな子どもが社会問題にもなっているのでそれに対応した取り組みのようです。
中国の一人っ子政策が緩和
中国の一人っ子政策も時代とともに変化してきました。農村部では一人目が女の子の場合は二人目を出産できたり、経済的に難しい地域では間隔をあけて二人もの出産が可能になったりと様々。
2013年には夫婦のどちらかが一人っ子であれば二人まで子どもを出産してもよいことに。さらに今はだれでも二人までも子どもを持てるように。中国でも少子高齢化がすすんできたことから方針が徐々に変わっています。