中国への旅行、中国出張への注意点をリスト形式で!中国で8年住んでみて分かったホントの注意点をチェック!安心して中国出張・旅行を楽しむための情報です。項目に分けて20個厳選してご紹介します!
ネット環境・携帯電話の注意点
中国ではネットでつながらないページがたくさん!
中国は政府の規制が入っているのでいろいろとネット関係が不便です。Gmail,GooglePlay,Youtube,Line,twitterなどは一切つながりませんのでご注意を!
特に困るのが日常的に使うSNS系と、GoogleMapなんかの旅行で使っているページですね。それと携帯などで検索エンジンがGoogleだと検索もできないのでYahooかBingで検索しましょう。
でも対応策がないわけではなくて、実際わたしも問題なくGmailなんかにもアクセスしています。簡単でVPNでつなぐ、という方法なんですが、決めれば15分で解決できるので詳しくはこちらからどうぞ。
公衆Wifiは中国携帯番号がないと使えないし危険
中国はいたるところに公衆Wifiが張り巡らされています。ケンタッキーとか小さな商店でもたくさん。ただほとんどのところは携帯電話を登録して、その携帯へ送られた認証コードを登録して初めてつなげる仕組み。なので日本の携帯を持っていてもネットにはつなげません。
出張などで携帯電話番号があっても登録はお勧めしません。登録すると番号がいろいろな業者に回って、迷惑メールとか営業の電話がかなりかかってくるようになります。わたしも実際に登録してから迷惑メールが数倍に増えました。。。
外でもネット接続するときはモバイルWifiを使うのがベターです。日本でレンタルできるんですが自宅まで届けてくれるシステムでかなり便利です。詳細はこちら。
中国で検索してはいけないワードを確認しておく
ネット規制でどんなワードで検索しているのかも監視の範囲です。反政府的、テロと関係するようなワードは避けましょう。天安門事件系のものもNGです。
検索したとしてもすぐ何かがあるわけではなくて、「ヒットがありませんでした」で終わりますが、頻繁に検索しているとまずいことになるかも。
例えば、エジプトで革命がおこったときにその関係したワードをマンガ喫茶で検索すると5分で警察が来たという噂もありました。。。
お金にまつわる注意点
両替は空港でしてはダメ
単純にレートがかなり悪いです。日本の空港だと大体10パーセント取られます。中国で生活して8年、一番レートが安い方法はクレジットカードのキャッシング。こちらで詳しく比較しているのでご覧ください。
おつりで受け取った紙幣の確認をかかさずに!
中国はお金はほぼすべての紙幣。そして扱い方がかなり雑なので破れそうだったり、実際破れてしまっている紙幣もたくさんあるんです。もっと悪いのは完全に破れている紙幣をセロハンテープで修復しているもの。
「へぇ、これも使えるんだ」と思って受け取ると、次使う時に「これは使えません」といわれることも。破れてテープで修復してある紙幣は「ほいっ」と返すと自然に変えてくれるのできちんとチェックしましょう。
お店のSALE表示が真逆の方法です!
中国のお店でよく見る表示が「8折」とか「9折」という表示。意味は
- 「8折」=「2割引き」
- 「9折」=「1割引き」
パッと「8折」とみると80パーセントOFFってはじめ思いましたが逆になるのでご注意を!ほかにもみるのが「买一送一」「买二送一」こちらは、一つ買うと一つプレゼント、二つ買うと一つプレゼントという意味です。わかりにくいですよね
健康に過ごすための注意点
マスクが必須になる時期を見きわめて!
PM2.5のニュースが日本でもされていますが、実際に空気汚染はひどい状態です。特に中国の北部の冬は必ずマスクが必要なのでご注意を!冬に北部は暖房にかなり火をたくので汚染がひどくなります。毎年11月から3月までは汚染が特にひどくなるのでマスクが必須です。
レストランの水を飲まない
こちらも引き続き汚染関係ですが、水質汚染も残念ながらひどいです。こういうニュースもされていましたね。
自分で飲んだりする水は上のページのアイテムで何とかなりますが、お店で出てくる水はなんとなくで飲んでしまいがち。ですがお店の水は往々にして飲んではいけない種類の水が多いです。
中国人的には一度沸騰させると安全!という神話があるのでお店の水もおさ湯だったら大丈夫だろうぐらいに思ってます。レストランで出された水もその水の可能性が高いので飲まないように注意が必要です!
レストランの注文が日本と違う店も!
日本は少ないですが、割と「前払い制」のレストランが多いです。間違うといつまでも料理が出てこない事態になるのでご注意ください。
詳しいレストランの注文方法はこちらの記事で説明してあります!
道端で売っているものは食べない
中国の道端はこんな感じで色々とB級グルメをうっています。見かけだとうまそぉーとなりますがかなり危険です。わたしも発見したことがあるんですが、公衆トイレの手を洗う水を巨大ペットボトルに入れてチャージしてるのを目撃したことがあります。。。
使っている油もかなり古いものなので道端で売っている食べ物は食べないようにしましょう。
ホテルの連泊の掃除は甘々
ホテルで連泊になると日中に掃除に入ってくれますが基本的に掃除は甘いです。というかホントにしたのかと疑うレベル。そういう時はフロントへ連絡を。いい目のホテルだときちんと改善されます。
安全に楽しむための注意点
人込みでは財布を入れる場所に注意を!
日本人がいれがちで一番ダメなのがズボンのお尻ポケット。中国でそこに財布を入れている人は一人もいません。それとジャケットのポケットも危険。カッターでスッと切って抜き取られる場合があるようです。
物乞いの人はスルーを
物乞いも結構多くていろいろなタイプがいます。一番危険なのは急に話しかけてくるタイプです。話しかけてきて自分の大変な状況を唐突に話してくるタイプは捕まると長いです。少しでも聞こうとするそぶりを見せると寄ってくるので、必ずスルーで対応しましょう。
道に倒れている老人もスルーを
こういうと人い情報なのでケースバイケースになりますが、一時期道で倒れている老人に大丈夫ですか?と声をかけて抱き起したりすると、その人が訴えられるという事件が頻繁していました。
わたしの日本人の女友達も全く同じケースに合ってかなりショックを受けていました。。。悲しいことです。
道端で携帯電話を売る人
人通りが少し少ないところでいるのが、片手に携帯電話をもって小声で「携帯イルカ?」といってくる人。これはほぼ100パーセント盗品なので決して買わないようにご注意を。値段も安いらしいですけど、保証もないし、偽物の可能性も高いです。
バス停に泊まる前に立ち上がってすぐ出れる準備を!
日本のバスは「バスが完全に停車するまで立ち上がらないでください!」といわれますが、中国はバス停についた時点で席に座っていると「バス停につくまでにこっち来て準備しといて!」と怒られます。カードを出そうともたもたしようものなら、めっちゃでかい声で「降りる前に出しといて!」といってきます。なんでやねん。
ほかにも日本のバスは曲がる前にスピードを落として「曲がりますのでご注意くださいネ」ですが、中国では曲がる前もスピードを落とさずに「曲がるからしっかり手すりにつかまって!」といってきます。ていうか運転手に曲がり角にはスピードを落とせと言ってほしい。
中国人とうまく付き合うための注意点
「ご飯を食べて帰ったら!」は信じないで!
中国人の家へ行ってが別れ際に毎回いう「ご飯食べて帰ったら!」はホントにそうしようという提案ではないのでご注意を!これは中国人文化の礼儀の一部です。京都の人が言うお茶を飲みますか?がそろそろ帰る時間ですよの合図というのと同じですね。そういう時は「ありがとねー」といって帰りましょう。
家でご飯が最高のおもてなし
なのでホントに家に呼んでご飯を食べさせてもらえたらそれは最高のおもてなしだということ。その人は本当にあなたのことをもてなしたいと思っているということです。家に呼ばれたらそれなりの関係を築けているということになります。
お酒の席での振る舞い方
日本ではお酒の席は無礼講、ちょっと酔っぱらって羽目を外しても許してもらえる、という雰囲気ですが、中国では通用しません。そういう振る舞いをすると自分を制することができない仕事のできない人ということになるのでご注意ください。お酒をすごく進めてこられたときは、初めの一杯だけ付き合って、「随意,随意」といっておけば大丈夫です。
自分が思っているより距離を近くとる
中国の人と人との距離はいったん友達になると近いです。ソトとウチがはっきりしていて、ウチになると距離がぐっと近くなります。そうなったら自分が思ったより距離を近くとると相手も喜んでくれます。
日本と同じくらいの距離感でいると友達はさみしく感じられるかもしれません。中国人の性格を欧米の人と比べたイラストが中国のSNSで話題になってました。
こんな点を注意して中国出張・中国旅行を楽しんでくださいね!